こんにちは。
アートディレクターの原です。 器に関する充実のブログ『うつわノート』をされている方が始めた 川越にある『GALLERYうつわノート』に行ってきました。 こちらのブログに企画展のレポートが書かれると お客さんの入りが違うとか、 美術家の村上隆が器の師匠として仰いでいるとか。 そんな話を度々聞き興味を持っておりましたが、 私が気になっていた素朴な疑問 その1、一体どのような人物がブログをしているのか?(生活感見えず) その2、掲載の器は購入の上、あらためて撮影しているのか?(大量すぎる!) それらを解明するチャンスだと、意気込んで行って参りました。 のんびりとした住宅街の中にある一軒家。赤い壁が目印です。 もとは80年程前に立てられた民家だそうです。 内装は古い部分を生かしつつ、シンプルな洋風に。 ギャラリースペースは3部屋。 庭に面したひと部屋は、和室を生かしたものとなっていました。 古いヨーロッパを思わせるテーブルやランプなどが素敵です。 オープニングイベントは、 オーナーが今まで集めた器の展示でした。 つまり、今までブログに掲載されていた器ということで、 今じゃ手に入れづらい品々が並んでいるではないですか~~~ また、作家の器のみでなく、古い器や道具、 土器のようなもの、何かのかけらなども並べられています。 な、何を買おうか…とドキドキしながらも、 縁側でお茶をいただきふぅと一息。 天気は良く、心地よい風が建物を抜けていき、 少しの時間、ただ庭を眺めながらぼうっと過ごしてしまいました。 庭に置かれた器に、木々の葉っぱがさらさらと振りそそいで、 そこに流れる静かで平和な時間は 都心から少し離れているからこそのもののような気がします。 さてさて、私の素朴な疑問は解明されたかと言いますと…。 オーナーの松本さんは、落ち着いた物腰やわらかな男性。 そして、先ほどちらりと書いてしまいましたが、 ブログ写真の器は全て購入され、ご自宅に置かれていたとのこと。 (そしてその8割くらいが今回のイベントにて放出!) いやーーー。なかなかの量かと思われます。時間とお金、とてもかかっていますよね。 相当な器好き。器愛をお持ちの人物でした。 甘すぎず、重すぎず、じ~んとうまみがあって、シンプルで美しいかたち。 といった印象の器のセレクト。わたくしとても好みであります。 これからどんな企画展が行われるのか楽しみです。 悩みに悩んだ末、購入したのはこの器! 小岱焼 湯呑み、碗 オープニングイベント うつわノート展 GALLERYうつわノートにて 2011年4月23日(土)~5月10日(火) 11:00~18:00 ※4月27日(水)・28日(木)休 川淵直樹 × うつわノート The Basic GALLERYうつわノートにて 2011年5月13日(金)~24日(火) 11:00~18:00 ※5月18日(水)休
by soramill
| 2011-05-30 21:33
| 器の企画展
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